映画「黒い家」韓流版は、2007年公開です。経済学でいうところの「モラル・ハザード」の一例ということで、一度見てみたいと思っていました。
- 「モラル・ハザード」は本来は保険業界で使われていた用語で、保険によって保険事故が補償されることが、被保険者のリスク回避や注意義務を阻害するという現象を指す。
- 「モラル・ハザード」を日本語に翻訳する際、直訳されたため「道徳的危険」と訳された。
- 保険金詐取を目的として故意に惹起される事故をモラル・リスク(moral risk)と言い分ける。例:保険に加入して自らが火災を起こす保険金詐欺。
正確には、経済学用語としての「モラル・ハザード」には、倫理的な意味合いはありません。経済学のテストには、ひっかけ問題でよく登場します。映画のストーリーからすると、モラル・リスクになります。
保険金詐取を目論む顧客の家に呼ばれ、息子さんの首吊り現場を、目撃させられてしまいます。
死因や顧客の背景が怪しげなので、保険金の支払いを拒もうとします。数々の嫌がらせが続きます。
もしかしたら、奥様にも危険が?
このシーンは良いですね。恐怖感が盛り上がります。
映画 黒い家 韓流版は、テンポ良くストーリーが展開し、楽しめます。それにしても、韓流はリメイクがうまいですね!
ファン・ジョンミン 角川エンタテインメント 2008-09-05
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