会場は、IIJ本社です。東京神保町にあります。
てくろぐ: IIJmioの中の人とお話しする会(第2回)参加者募集 :
IIJmioのロゴ入りどら焼きと、クラウドサービス、IIJ GIOのシールをいただきました。その場でChromebookにペタ張りです。なんか良いですよね。IT系というよりも、理系な会社な感じがします。ありがとうございます。
大会議室内は無線LANが利用できます。下り33.10Mbps、上り18.83Mbps、PING値14msです。さすが、IIJです。 内容は、
- IIJmioとIPv6の話 (宮本さん)
- みおぽんAPI対応アプリをビルドしてみる (堂前さん)
- 技術基準適合証明(技適)と3G/LTEバンドの話 (佐々木さん)
- フリートーク
IIJmioとIPv6
「IIJmioとIPv6」の話のセッションでは、今後、枯渇が予想される、IPv4とIPV6の切り替えです。- 短期:プライベートアドレス、シェアアドレス
- 長期:IPV6への移転
ユーザーの体験としては、いつのまにか変わっているような、ゆるやかな移行を目指していくということでした。
設定方法の紹介です。キャリアモデルは塞がれているらしいです。知りませんでした。なぜ、塞ぐのか理由がよく分かりません。
Nexus端末は、モバイルネットワークのAPNで、普通に設定可能です。
みおぽんAPI対応アプリをビルドしてみる
「みおぽんAPI対応アプリをビルドしてみる 」のセッションは、みおぽんAPIのお話です。2013年12月にみおぽんAPIが実験公開されました。そのAPIを使って、Chromeアプリを10分で作る実演です。サンプルのソースコードは、JavaやHTMLで記述されているとのことです。てくろぐ: みおぽんAPIを公開します :
折を見て、試してみたいですね。GoogleやAmazonのようにAPIを公開して、開発者系ユーザーに委ねるのは、面白い試みです。これだけでも、IIJmioを再度、契約しようかなと思います。
技術基準適合証明(技適)と3G/LTEバンドの話
「技術基準適合証明(技適)と3G/LTEバンドの話」のセッションでは、使用可能な端末の話です。SIMフリー機で、MVNOのSIMカードを使う際、対応周波数帯と技適の話は避けて通れません。確かに、分かりにくいです。周波数帯だけならまだしも、Bandが絡むとパズルのようになります。iPhoneやNexusシリーズなど、代表的なモデルが、ようやく日本で購入できるようになりました。海外機種は日本発売を勘案して、技適マークが電磁的表示できるものがありました。「技適通過!日本発売かぁ」といいながら、結局お蔵入りした端末もあります。昔はシールでしたので、悩ましい限りで、常に技適の話と隣合わせでした。これから、オリンピックに向け外国人旅行者が増え、海外SIMフリー機が巷にあふれるようになると、電波法のあり方も議論が必要になってきます。
全体的には、IIJらしい理系な話で、文系の私はチンプンカンプンながらも、勉強会のようで面白かったです。IIJmioの通信は、開始直後の初速が早いのですが、低速回線でも閲覧時のストレスが緩和されます。これは固定回線で培ったノウハウを取り入れているそうです。インターネット黎明期からの蓄積がIIJmioの強みです。090、080の音声通話は、要望としてあることを、お話しされていました。また、データ通信をIIjmioの事業ドメインと位置づけ、端末は水平分業していく話は共感をもちました。最後に、デュアルSIMのLTEルーター「RX501NC」が7名に当たるじゃんけん大会がありました。ドコモとイーモバイルのLTE通信SIMカードが使える最強ルーターです。事業者向けで、個人では入手困難品ですが、残念ながら、最初の「パー」で終わりました。このルータは良いですね。やはり、サービスは相性というか、IIJmioの雰囲気は好みです。次回も是非参加したいと思います。