Android L
- Android L LPV79
- Nexus 5とNexus 7 WIFI 2013モデルで試すことができる。
- Material Designのユーザーインターフェイス
- ARTランタイム
- Project Voltaでバッテリーライフの向上
Google I/O 2014で発表されたAndroid Lです。Material Designが採用され、これまでと違ったユーザー体験を提供しています。
Androidのイノベーションです。リリースしてから半年から1年の期間で、メジャーバージョンアップが行われています。リリース後、おおよそ2年程度がそのバージョンの活動期間と見て良さそうです。現バージョンのAndroid 4.4 Kitkatはリリースから半年が過ぎました。Android Lはユーザー体験とランタイムがこれまでと大きく変わります。デバロッパープレビューを早めにリリースすることで、その対応を進めましょうということです。それでは、早速インストールしてみます。
環境
- PC:Windows 7 64bit
- Nexsu 5:Androd 4.4.4 KTU84P
準備物
- Android SDK;Platform Tools、Google USB Driver
- ファクトリーイメージ:hammerhead-lpv79-preview-ac1d8a8e.tgz
インストールには、Anroid SDKのPlatform-toolsが必要です。端末のブートローダーはアンロックします。下記もご参考にしていただければと思います。
手順
ダウンンロードしたhammerhead-lpv79-preview-ac1d8a8e.tgzを解凍します。解凍には、7-zipやWinRARなどの解凍ソフトを使います。なかのimage-hammerhead-lpv79.zipも解凍して、同じディレクトリに置きます。全部で12ファイルです。- android-info.txt
- boot.img
- bootloader-hammerhead-hhz11k.img
- cache.img
- flash-all.bat
- flash-all.sh
- flash-base.sh
- image-hammerhead-lpv79.zip
- radio-hammerhead-m8974a-2.0.50.2.08.img
- recovery.img
- system.img
- userdata.img
WinRAR in Japan :
圧縮・解凍ソフト 7-Zip :
Android LはランタイムがARTになります。個別アプリの動作確認の意味合いもかねて、Nexus 5のランタイムをDalvikからARTに予め変更しておきます。アプリが起因して、ブート起動から先に進まないことがあります。個別アプリの挙動が原因で、動作に影響がある場合、該当アプリの利用を控えます。「設定」→「開発者向けオプション」→「ランタイムを変更」でARTを選択します。開発者向けオプションを表示させるには、「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」を数回タップします。
PCとNexus 5をUSBデバックモードで接続します。
- 「設定」→「ストレージ」→「USBでパソコンを接続」→「メディアデバイス(MPT)」にチェックを入れます。
- 「設定」→「開発者オプション」→「USBデバッグ」にチェックを入れます。
解凍したフォルダ内で、「Shiftキー」を押しながら「右クリック」で、「コマンドウィンドウをここで開く」を選択します。コマンドプロンプトが起動します。
Nexus 5のブートローダーを、「電源ボタン」+「ボリューム下」で起動させます。または、以下のコマンドを入力します。adb reboot bootloader
fastboot flash bootloader bootloader-hammerhead-hhz11k.img fastboot reboot-bootloader fastboot flash radio radio-hammerhead-m8974a-2.0.50.2.08.img fastboot reboot-bootloader fastboot flash system system.img fastboot flash boot boot.img fastboot format cache fastboot reboot
ホーム画面です。斬新ですよね。
- Androidバージョン:L
- ベースバンドバージョン:M8974A-2.0.50.2.08
- ビルド番号:LPV79
お疲れ様です。
LG
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