再改定の内容
- 2014年4月実施は変わらない。
- ポイント付与率の条件に、指定サービスへの加入がなくなり、契約期間のみとなった。
- 全体的にポイント付与率が下がった。
- ベーシックステージがなくなった。
- 1stステージが2年未満から、5年未満となった。
- 2ndステージが2年以上から、5年以上となった。
- 3rdステージが5年以上から、8年以上となった。
利用金額1000円単位
- サービス加入者 5年未満:5ポイント
- サービス加入者 5年以上:10ポイント
- サービス加入者 8年以上:15ポイント
- サービス加入者 10年以上:20ポイント
- サービス加入者 15年以上:25ポイント
- DCMX GOLD加入者:100ポイント
私は、15年以上ドコモですが、現在、4%のポイント付与率です。再改定前は、0.5%になるところでした。それが2.5%になります。名称は、ベーシックステージへ転落するところから、グランプレミアステージとなり、最高ランクの栄誉が与えられます。しかしながら、現在通話しか使っていません。付与単位が1000円になるので、ポイントが付与されない月も出てきます。また、無料で提供されていた「無料故障修理サービス」「修理代金安心サポート」が、「ケータイ補償 お届けサービス」と統合され、月額399円の有料サービスとなります。私にとっては、改悪であることには変わりません。
「ドコモを長期でご利用いただいているお客様からのポイントの付与条件に関するご要望などが多いことを踏まえ、」
ということですが、「付き合い長いんだし、ポイントぐらいで怒んないでよぉ。」といったところでしょうか。 FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)は、自社にとってありがたい顧客を優遇するものです。DCMXを契約している方は、ゴールドステージが新設され、10%の付与率と、5もしくは20ポイントが付与され優遇されます。ご要望はともかくとして、囲い込むとしたら、24ヶ月目のMNP予備軍の加入者ですが、ドコモは何をどうしたいのか、さっぱり分かりません。正直、もうどうでも良いです。
昔、織田信長が本拠地を清州から、小牧山に移そうとしたとき、より辺鄙な二ノ宮山を、最初の候補地として告知して、家中から猛反発をくらいました。それを見計らったころに、小牧山移転を告知して、無事移転を成功させたという戦国ヒストリアがあります。今回のドコモプレミアクラブの再改定は、この逸話を思い出します。もしそうだとしたら、ドコモには、なかなかの人物がいるものです。両者の違いは、織田信長は、美濃を攻略して、天下布武への大きな足がかりとしましたが、ドコモには縮小均衡感が漂っています。