Google Books~確か2006年くらいからあるGoogleのサービスです。古典や資料の検索がメインで、実際、電子化された書籍を読むには、今ひとつ発展してなかったと思います。時々サービスメニューを見ては、良サービスの予感はするけど、使い道があまりなぁ~というのが正直なところでした。ところが、Nexus7のような7インチタブレットの登場で、俄然一人で注目しているのが、このクラウド型の電子書籍サービスです。もし、電子本のクラウド置き場になるなら、あとで読む読まないは別にして、なんとなく安心を得られるものです。
そこで、イマイチ使い道のなかったGoogle Play Booksを、Nexus7でトライしてみました。
Google Play Books
Google Playとも連携していて、無料本もあります。やはり、日本語本は希少な予感です。
「Nexus7のガイドブック」と「The Time Machine」が無料なので、試してみます。無料とはいえGoogle Walletでチェックアウトします。
こんな感じでマイブックライブラリーに追加されました。
Nexus7のGoogle Play Booksにも本が追加されました。
うん。やはり7インチは見やすさが違う。
解像度やめくりも悪くありません。しかし、英語本は今ひとつ使い道がありません。
Google Play Booksは、PDFやEPUBをアップロードすることはできません。それでも、本屋で並んでいるような日本語の本があれば、最強の良サービスの予感がします。コンテンツ次第といったところでしょうか。しかしながら、電子本のデファクトな規格が、何なのかイマイチ不透明です。最悪なのは、自分が購入したコンテンツが、買った本屋のビュワーでなければ見れないことです。昔、ソニーがATRACとかいう意味不明な音楽規格を提供していました。お陰様で、当時購入した音楽は、他の端末iPodやXPERIAで聞けなくなりました。いつのまにか、コピー制限の回数も超えて、電子クズになったものもあります。扱いにくいファイルでした。電子本も規格や本屋が乱立しているので、デジャブな予感がします。著作権も大事ですが、所有権も大事です。しばらくは、青空文庫や自炊本でお茶を濁し、Amazon Kindleの様子見をしたほうが無難かもしれません。
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