スポンサーリンク

Xi通話プランはお得なの?

先日、しばらくぶりにドコモショップに行ったら、その殆んどがXi対応端末になっていました。
Xi端末に機種変更すると通話もタイプXiになります。タイプXiはドコモ同士の通話料金が無料になったり、Xiスマホ割で1年間はXiの基本料金が無料になったりします。一見お得な感じがしますが、通信サービスは価格差別がある商品です。そこで、通話用のタイプXiをシュミレーションしてみました。ちなみに、価格差別は「スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学」が分かりやすいです。


私の使い方は、2~3日に数回、5分~10分程度の通話をします。月の通話時間は大体100分位です。

  • 月間平均通話時間:100分

タイプXiにねんのケース

このモデルをタイプXiに当てはめてみます。タイプXiは、月額1560円、通話単価1分42円(課金は30秒単位21円)です。無料通話はありません。Xiにねん、2年縛りの契約にすると、月額780円になります。

通話料金=タイプXiにねん+(通話単価×通話時間)
  • 4980円=780円+(42円×100分)

タイプXiにねん+Xiカケ・ホーダイのケース

次に、「Xiカケホーダイ」を検討します。月額700円のオプションで、ドコモ同士は無料になるキャリア内通話定額のプランです。とは言っても、このキャリア内の通話比率をどう取るかで、計算結果は変わってきます。当たり前ですが、通話相手のキャリアを私が選ぶことはできません。また、よく通話する相手も、家族は変わりませんが、その時期で相手も変わったりもします。短期的にはともかく長期的には、キャリアのマーケットシェアに従属すると仮定します。ただし、実際にはPHSや固定電話、国際電話などへ発信することもあります。その場合、キャリア内通話比率が下がり、割引額は少なくなります。話が複雑になるので、ここでは条件を携帯電話のみとします。

通話料金=タイプXiにねん+Xiカケ・ホーダイ+通話単価×通話時間×(1-NTTドコモ契約者数/携帯電話契約数合計)

  • 3684円=780円+700円+(42円×100分×(1-60793800/127888300))

ありがとう10年 Xiスマホ割のケース

ちなみに、「ありがとう10年 Xiスマホ割」というのがあります。これは下記の条件を満たすと、2年間基本使用料が無料になります。

  • タイプXiにねんの契約
  • Xi端末を機種変更・契約変更で購入
  • ドコモ契約10年以上
  • 期間は2012年10月18日~12月31日

ようやくこれで同社バリュープランと戦えるかなといったところです。

  • 2904円=0円+700円+(42円×100分×(1-60793800/127888300))

ドコモバリュープランのケース

通話料金=基本料金+通話単価×通話時間-無料通話分
タイプSS バリュー
  • 4130円=980円+(42円×100分-1050円)
タイプS バリュー
  • 3255円=1575円+(37.8円×100分-2100円)
タイプM バリュー
  • 2625円=2625円+(29.4円×100分-2940円(無料通話分残高1260円を翌月へ繰越))


そもそもが、1分42円の料金体系になっているので、使うと高いです。困ったことに、Xi端末対応になると、半強制的にこのプランになることです。スマートフォンブームのドサクサにまぎれて、なんてことをするのか。なんだかんだいって、今のバリュープランタイプMが最適で、タイプXiはお得な契約ではなさそうです。


スポンサーリンク
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...