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個人のサイトも利用できるSSPサービス Fluct(フラクト)を試してみた。

サイトの収益化の方法として、広告掲載があります。クリック課金型は、Googleアドセンスが最強状態ではありますが、収益の分散という視点も大事です。そこで、SSPサービスのFluct(フラクト)を試してみることにしました。

SSPサービスとは耳慣れない言葉ですが、Supply Side Platformもしくは、Sell Side Platformの略で、複数のアドネットワークの配信を一元管理できる仕組みです。メリットとしては、収益性の高い広告の配信や、在庫切れを防止することができます。

【連載】これで分かる! アドテクノロジー入門:第3回 SSP活用でメディアが広告収益を最大化させるためのポイント - ITmedia マーケティング

SSPサービスは、Kauli(カウリ)やGeniee(ジーニー)など、複数あります。Fluct(フラクト)は、個人サイトでも申し込めるのが特徴的です。このあたり、使ってみないと分からないところがあるので、早速、試してみることにしました。まずは、「仮申し込み」を選択します。もろもろを入力して、受理審査を待ちます。数日後、メールにて、ご担当者の方から連絡がきました。契約や承諾など所定の手続きと、掲載位置と広告サイズを伝えます。可能なサイズは、

PC
  • 300×250
  • 728×90
  • 468×60
  • 160×600

スマートフォン
  • 320x50
  • 320x100
  • 300x250
こんな感じで、申請します。

【掲載位置】:ヘッダー(タイトル上)【サイズ】728×90【個数】1枠
【掲載位置】:中段【サイズ】300×250【個数】1枠

数日後、タグの受け渡しになります。タグは普通のアドネットワークのようなスクリプトタグです。レイアウトやサイズ変更が生じた場合、再度、申請します。また、登録したドメインに、リダイレクトが含まれると、広告が表示されないことがあります。ちなみに、Bloggerの場合、「.blogspot.com」で登録すると、表示されない広告がありました。「.blogspot.jp」のドメインを開放してもらう必要があります。これらをメールで、やりとりします。ご担当者の方の、ご負担が想像できます。1週間から10日は見ておいたほうが無難です。
管理画面です。管理画面のパスワードの有効期限があります。有効期間を過ぎた場合、パスワード再登録依頼をします。有効期限は短いので、メールを見たら、即登録です。
管理画面はシンプルな印象です。成果は0時に更新され、反映まで一両日かかります。タグの発行のやりとりが自動化できると効率的です。

配信アドネットワークを見ていると、忍者アドマックスさんが半数弱を占めています。CPC、CTRついては、アドネットワークサービスを複数使ったことがある方は、ご想像がつくかと思います。おそらく、その通りです。読者様には、ご面倒にはなりますが、しばらく、掲載させていただきます。

Fluct(フラクト)
増補改訂版 グーグル・アドセンスの歩き方
グーグル・アドセンス研究会 編 ダイヤモンド社 2011-09-30
by ヨメレバ
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