スポンサーリンク

Nexus 4 グローバル版を、ドコモFOMAプラスエリア対応してみた。

 ドコモFOMAプラスエリアは、山間部だけでなく、電波の特性から地下や建物の陰などもカバーしているため、ドコモの電波は繋がる伝説の根拠にもなっています。残念ながら、Nexus 4 のグローバル版、並行輸入モノは、ドコモFOMAプラスエリアに対応していません。発売当初からの懸案でしたが、ついに、

 2ちゃんねるに突破した方が現れました。


環境

  • Nexus 4:Android 4.3 JWR66Y Rooted
  • PC:Windows 7 64bit

準備物

  • Nexus4 プラスエリアキット
  • LG United Mobile Driver (3.8.1)
  • QPST 2.7 build 378以降
  • adb-toolkit、または、terminal emulatorアプリ など




プラスエリアキットのダウンロード時のキーワードは、「e960」です。

手順

 プラスエリアキットのなかの、READMEに沿って作業を進めます。まずは、PCに、LG United Mobile DriverとQPST 2.7 build 378をインストールします。私のPC環境は、Windows 7 64bitです。ドライバの署名を無効化する必要があります。PCを再起動して、ブート画面でF8を押します。
 DIAGモードに入ることができるNexus 4ということで、これはRoot化済で、ADB接続が可能な環境のことです。Nexus 4とPCとが、#rootになる状態にします。コマンドプロンプトを起動して、下記のコマンドを入力します。

adb shell
su

「#~」の入力待ちになったら、下記のコマンドを入力します。

setprop sys.usb.config diag,adb

ドライバのインストールが始まります。
ポートが現れて、接続が確立できたら、QPSTを起動します。
QPSTの画面です。途中、肉屋さんらしく、切り落としの緻密な作業がありますが、バックアップファイルは必ず作成しましょう。うまくいくと、ステータスが「Memory Restore Completed」になります。「Exit」で終了させ、数秒たってから、Nexus 4をケーブルから外し、再起動させます。
動作検証です。今のところ、不具合は発生していません。電波強度は、-95 dBm 9 asuとなっています。
とりあえず、2ちゃんの皆様に習って、電子レンジで検証してみました。着信しています。これだけでは、成功したかどうか分かりませんが、折を見て、ドコモFOMAプラスエリアの現地検証をしてみます。

どうやら、ハードではなく、NVRAMの値が、プラスエリアに関係しているようです。それにしても、Nexus 4のFOMAプラスエリア対応とは、サプライズです。肉屋様、お疲れ様です。ありがとうございます。


by カエレバ
スポンサーリンク
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...