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MarketWatch の2014年に買ってはいけない10個のモノ。

 2014年に買ってはいけない10個のものが、米国のブログサイト、MarketWatchにリストアップされています。

  1. Cable TV
  2. Landline service
  3. GPS devices
  4. DVD and Blu-ray players
  5. Hotel rooms
  6. Two-year phone contracts
  7. Desktop and laptop computers
  8. Extra legroom in economy
  9. Credit cards with points or miles programs
  10. Digital cameras

日本と米国では事情は異なりますが、大きなトレンドに、スマートフォンの普及があります。参考になります。

10 things not to buy in 2014 - 10 things - MarketWatch : 


1位 ケーブルテレビ

 動画コンテンツの楽しみ方が、放送やレンタルショップを利用するより、huluなどのオンデマンド配信サービスを利用する流れになってきています。自分の都合に合わせて視聴できるうえ、タブレットやスマートフォンなど、複数のデバイスで楽しめます。オンデマンドサービスは始まったばかりで、試行錯誤が続きますが、大きな流れです。

2位 固定電話

携帯電話やスマートフォンの普及でうなずけますが、固定電話は無くなりそうで、無くならないのが不思議です。固定回線は安定性と長年利用されてきた信用で、事業者向けに根強い需要があります。むしろ、IP電話化が進んで、複数の電話番号を管理できるPBX(交換機)の需要が増えそうです。

3位 GPSサービス

 スマートフォンのGPSやカメラ機能で代替されるサービスです。GPSは、これまで車での利用でしたが、スマートフォンだと電車や徒歩でも利用できるので、利用範囲は拡がりました。むしろ、GPSを利用した面白いサービスを期待したいところです。

4位 DVD、Blu-rayプレイヤー

 4位にDVDやBlu-rayプレイヤーです、1位のケーブルテレビと関連するのですが、いつでも利用できると、個人がコンテンツを所有する意味も薄れてきます。PlayStatoinやXboxといったゲーム機との複合機化が求められます。

5位 ホテルルーム

 これは米国らしい考え方です。米国のマネー系やライフハック系ブログの鉄板記事がAirbnbです。これは自宅やセカンドハウスを登録しておくと、泊まりたい方からオファーがくるマッチングサイトです。提供者にしてみれば投資回収、利用者からすると宿泊代を節約できます。クリーニングや物件管理を代行してくれるサービスもあり、静かにブームになっています。私も機会があれば、試してみたいです。



6位 2年縛りキャリア契約

そうですよね。分かります。やはり、米国も日本も考えることは同じです。MVNO事業者が増えて、メーカーがSIMフリー機の直接販売をすればと思いますが、長期契約は利用者と事業者、双方にとって、合理性があります。事業者は設備投資の計画を立てやすく、端末の開発・普及を迅速に行える効果があります。ユーザーは安価に端末を入手できるため、初期費用の負担がなく、サービスを享受できます。こうした長期契約は信用情報の蓄積がないとできません。2000年代の携帯電話の急速な普及に貢献したという見方があります。最近はちょっとやり過ぎの感もありますが、選択肢がいくつかあって、ユーザーが選択できるようになると良いかなと思います。

7位 デスクトップ・ラップトップコンピューター

2位の固定電話との関連で、デスクトップ・ラップトップコンピューターも、事業者向けPCの需要は続きます。個人ではドキュメントを作るとか、サイトやブログを運営しているとか、作業をするのに必要ですが、最近は閲覧と書き込み程度だと、タブレットやスマートフォンで十分という方も増えてきました。パソコン世代には寂しい限りです。

8位 エコノミークラスの付加サービス

アメリカンエアラインやデルタ航空で見られるサービスです。日本だとプレミアムエコノミーのようなサービスでしょうか。ビジネスクラスとの価格設定が微妙です。サービスチャージに$180かかるようです。$100~$200払うなら、ビジネスクラスだね、ということです。まあ、そうですよね。

9位 クレジットカードのポイントやマイレージサービス

クレジットカードの特典還元方法です。マイレージサービスのカードは、年会費や手数料がかかるものが多いです。それよりもキャッシュバックの方が、ポイントやマイルを無駄にしなくても良いということです。こうした特典は時代とともに変わるので、そのうちBitcoinで還元するカードが出てくるかもしれません。

10位 デジタルカメラ

デジタルカメラは、ミラーレス一眼とスマートフォンに挟まれ、微妙な位置づけにあります。簡単に使える小型ミラーレス化か、昔あった使い捨てカメラのように、手軽にプリントアウトできるサービスとセットにしたものがあると面白いと思います。


こうしてみると、米国も日本も似たような感じです。大きな流れにスマートフォンの普及があります。来年あたりは、PCがランクアップしそうです。あくまでも、MarketWatchの読者が興味もちそうなネタなので、lifehackerだとまた違ったネタになりそうです。
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