先日購入したコンデジ、Nikon COOLPIX S3500を母親向けに設定しました。私の母は、携帯はらくらくフォンを使っています。パソコンはおろか、タブレットさえ使いません。デジタル家電に興味はあるが、自分から購入してまで使おうとはしません。おそらく、高齢になると大抵の方が、そういうものかもしれません。そこで、基本的には、絞り、シャッタースピード、ホワイトバランスなどはAUTO設定です。もちろん、SDカードを挿入しておきます。渡してすぐ使える状態がベストです。
初期設定
最初に電源を入れたときに、初期設定が始まります。- 言語:日本語
- 地域と日時:Tokyo,Seoul
- 日付の表示順:年/月/日
- 日時の設定:日付と時間合わせ
ファームウェアアップデート
組み込みOSのファームウェアをアップデートします。2013年12月現在、ファームバージョンは、1.1になります。製造時点の最新版がインストールされているようです。アップデートが必要なときは、最新版のファームバージョンをダウンロードします。
SDカード直下に保存して、「MENU」→「セットアップ」→「バージョン情報」で確認します。
コンパクトデジタルカメラ(COOLPIX/クールピクス)ファームウェア - ダウンロード | ニコンイメージング :
画質モードのサイズ変更
画質モードは、2272×1704のサイズに設定します。デフォルトでは、Nikon COOLPIX S3500の性能を活かした5152×3864になっています。もちろん、PCでひと手間かけるなら、高画質で撮影した方が良いですが、20MBのファイルサイズになります。SDカードの容量を圧迫するうえ、セブンイレブンのマルチコピー機などは、4MBまでしかプリントできません。多分、ピクセルサイズの話は、ちんぷんかんぷんです。あらかじめ、デフォルトのファイルをサイズダウンしておきます。「MENU」→「撮影メニュー」→「画像モード」で確認します。
クイックエフェクトのオフ
デフォルトでは、クイックエフェクトがオンになっています。クイックエフェクトとは、シャッター後すぐに、トイカメラ風や絵画調などのエフェクトを掛けられる機能です。通知があるのは、操作に迷いが生じるので、オフにしておきます。「MENU」→「撮影メニュー」→「クイックエフェクト」で確認します。
顔認識オート
人物を撮ることが多いので、顔認識オートを設定します。「MENU」→「撮影メニュー」→「AFエリア」で確認します。
フラッシュ赤目軽減自動発光
フラッシュは、デフォルトではオートになっています。人物を撮ることが多いので、赤目補正にしておきます。「フラッシュモードボタン」→「赤目軽減自動発光」を選択します。
Eye-Fi送信機能を無効
Nikon COOLPIX S3500には、Eye-Fi送信機能があります。Eye-Fiは無線LAN機能を持ったSDカードです。とっても便利な反面、設定が面倒なのと、そもそもソレ何?なモノです。大丈夫だと思いますが、バッテリーライフが心配なので、機能オフにしておきます。「MENU」→「セットアップ」→「Eye-Fi送信機能」で確認します。
Eye-Fi Japan 2013-06-14
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ズーム
Nikon COOLPIX S3500のズームは、シャッターボタンの枠にある切り替えレバーで操作します。意外と、このズームがやりたいようです。
コンデジはミラーレス一眼とスマートフォンカメラに挟まれ、微妙なポジショニングになりつつありますが、いつの時代も写真で記録しておきたいというニーズはあります。ガラケーのような専用機の使い勝手の良さや、らくらくフォンのような高齢者向けの商品として、見直されるときがくるのかなと思います。
ニコン 2013-03-21
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