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映画「悪い男」を見ました。

 2001年公開の韓流映画「悪い男」を見ました。

監督はキム・ギドクさんです。「嘆きのピエタ」で、2012年 ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した監督です。
 主人公、ハンギ(チョ・ジェヒョン)は、大学に通うソナ(ソ・ウォン)にひと目ぼれします。もう、やばい雰囲気が漂っています。
 やはりというか、日中人目の中で襲いかかります。
 当たり前ですが、取り押さえられます。ここからが、悪い男の本領発揮です。
 トラップに嵌められ、ソナは売春婦にさせられてしまいます。
 マジックミラー越しに見守るハンギです。倒錯してます。
 何故か惹かれるようになるソナです。
やがて、マジックミラー越しの彼が姿を見せます。
「ヤクザモノが愛なんて、所詮無理なんだよ」唯一といって良いセリフです。見どころです。


「悪い男」は10年以上前の作品で、日本ではほとんど知られていません。全体的にハッピー感のない気持ち悪さのなかで、話が突き進んでいます。韓流の「息もできない」や園子音監督の作品が好きな方は楽しめる映画です。


by カエレバ
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