楽天が、Viber Media Ltd(バイバー)を、9億ドルで買収しました。約2億8千万人の登録ユーザーを持つViberは、「楽天経済圏」と相性抜群ということですが、Viberの2013年の売上は151万ドルです。ずいぶんと良いお値段つけたなと思います。それだけ、魅力的な案件だったのでしょう。むしろ、テンセントQQの方が、楽天市場のイメージとマッチする気がしますが、こうしたコミュニケーションアプリが、コンテンツやECの導線となるモデルは、スマートフォン時代ならではで、面白いなと思います。それはさておき、Viberは、Skypeに近いサービスを提供しています。
楽天株式会社: Viber Media Ltd.の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ ニュース :
テンセントQQ日本版 公式サイト :
- 携帯電話宛:Japan-Mobile 9.8 ¢/min (9.96 JPY)
- 固定電話宛:Japan 2.3 ¢/min (2.34 JPY)
- チャージ額:103円、518円
Viber Outは、Skype Outと同じく、固定電話や携帯電話の回線網に接続できるのが、ひとつの売りです。期間限定で固定電話へ通話料金が無料となっています。
端末で、SMSの認証コードの受信すると、アプリがアクティベートされます。
Viber Outをアクティベートします。同じようにSMS番号で認証します。
スマートフォンでうまくいかない場合は、PCのブラウザで設定します。返信された認証コードを入力します。
メールアドレスと、パスワードの設定をします。
Viber Outがアクティベートされました。「Viber Outで呼び出し」ボタンが表示されます。
固定電話宛は料金が掛かりません。携帯電話宛はViber Outクレジットが必要となります。「おそらく後で」となっています。日本語上手ですね。
動作確認です。無事、自宅の固定回線に発着信と通話ができました。ナンバーディスプレイを契約していないので、どこの誰だか分かりません。050番号のFUSION IP-Phone SMARTにかけてみました。Viber Outクレジットなしで、かかります。050番号は、固定電話と同様な扱いのようです。
着信番号はSMSの番号になります。もう勘の良い方は分かりますよね。ドコモMVNOのSMS対応SIMカードで使う場合、音声通話はできないので、この番号にかけ直してもらう訳にはいきません。Koboのように、ちょっとしたITリテラシーが求められます。
いつまでキャンペーンが続くか分かりませんが、固定電話宛が無料なのはありがたいです。あくまでもVoIPサービスなので、通話品質はご想像通りなのですが、最近はプライベートな場合だと、あまり気にしない方も多くなってきました。これからVoIPサービスは、面白いことになりそうです。
Viber Out 着信番号の通知設定。 | サイゴンのうさぎ :
Viber Out 着信番号の通知設定。 | サイゴンのうさぎ :
Viber|Viber Media Inc
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