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Aterm WiMAX Tool v1.02がGoogle Public DNSで情報取得できないときの対処法。


CATVの固定回線からWiMAXに変更して、早3ヶ月が過ぎました。端末は、Aterm WM3600Rです。起動も速く、電波も掴み、バッテリーの持ちも上々です。「速い」「掴む」「持つ」の三拍子な奴ですが、そのユーティリティソフトに、Aterm WiMAX Toolというのがあります。スマフォ版とPC版があり、WiMAXの利用時にバッテリー残量や電波状況、再起動や休止などを操作できる便利なツールです。残念ながらPC版で情報取得ができません。管理者パスワードも設定してあるし、Android版では情報取得できるのになぜ?

AtermStatio/ホーム/ダウンロード/ソフトウェア/Aterm WM3600R/Aterm WM3600R ソフトウェアダウンロード

 NECテクニカのAtermテクニカルサポートにメールしてみました。

「パソコンのセキュリティ、ファイヤーウォールの影響かもしれません。※大変恐縮ですがパソコンの固有の状態は当方ではわかりません。この場合は、大変恐縮ですがパソコンのブラウザの操作で設定画面http://192.168.0.1/にアクセスしてご利用いただければ幸いです。」

との返事・・・要は原因はよく分からないし、解決できません。でも、苦情は困るので、2回大変恐縮しますから「ブラウザでやってて」の提案。腑に落ちないまま、マンジリとした気持ちでしたが、下記、深夜二次様でガッテンしました。

深夜二次/Aterm WiMAX Toolで情報取得が出来ない

どうやら、

  • WM3600RはDNSサーバとして、アドレスが指定されている。 
  • Aterm WiMAX Tool「aterm.me」で問い合わせ→WM3600R「指定されたIPアドレス」を返答→Aterm WiMAX Tool「指定されたIPアドレス」を取得→Aterm WiMAX ToolとWM3600Rが通信可能
ここに、Google Public DNSなどの別のDNSを指定していると、指定されたIPアドレスが取得できず接続されない。という理解で良いかと。まさか、Google Public DNSが原因だとは、まったくの想定外です。でも、AndroidでもGoogle Public DNSを設定してあり、利用できているのはなぜ??という疑問は残ります。
Google Public DNSとは、これです。「8.8.8.8」「8.8.4.4」の魔法の数字なんて言われてます。海外でのWiFi接続で威力を発揮しますので、おまじないのように入れています。しかも、上記深夜二次様では解決法まで提示されておりました。ホントに感謝です。

  1. アドレス取得の設定をデフォルトのままにする。
  2. hostsファイルを弄る。

環境

  • OS:Windows7 64bit
  • Aterm WiMAX Tool:v1.02
  • Aterm WM3600Rファームウェア:v1.1.0
  • セキュリティ:MS Security Essentials v4.0.1526.0
  • ファイヤーウォール:Win7標準
早速、C:\Windows\System32\drivers\etcにあるhostsファイルを、メモ帳で管理者権限にて開きます。
 「192.168.0.1 aterm.me」をファイルの最後に記述して、再起動します。
おっ見れた!情報取得できました。それと同時にモヤモヤが取れてスッキリさっぱりしました。Aterm WiMAX Toolが立ち上がらないときは、管理者権限で起動させます。

NECテクニカの「セキュリティ、ファイヤーウォールの影響」は今回関係なさげです。DNSもセキュリティ効果アルヨと言われたら、「あ~そうでしたね」ですが、今までトラブルがあったときメーカーサポートで解決したためしがありません。たいてい、「OSが~」とか「セキュリティソフトが~」とか人のせいにしてばかりいる気がします。サポートの現場はしんどい仕事であることには間違いないのですが、今はネットがこれだけ浸透しているなかで、検索~自己解決が当たり前になっています。もう少し、サポートのあり方などは考えた方がいいのかなと思います。

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