無料でメッセージや通話ができる人気のLINEですが、これを使いたいがために、スマートフォンに機種変更をする人がいるくらい、人気のキラーコンテンツになりつつあります。タブレットで使う場合、認証は携帯のSMS（ショートメール）で行い、登録しておいたメルアドやFacebookのアカウントでログインは可能です。
ところが、このLINE、スマートフォンとタブレット双方で使おうとすると、思わぬ落とし穴があります。Nexus 7にアプリを入れたあと、XPERIA X10でアクセスするとこうなります。複数の端末で、同じアカウントで使うことができない仕組みです。2台のスマートフォンや、スマートフォンとタブレットの組み合わせで、同一アカウントを使用することはできません。要は、ひとつのアプリしかアクティベーションできません。「てへへ」じゃねえよ。
そこで、Nexus 7はタブレット版（ブラウザ）でアクセスします。これが用意されているだけマシです。
ところが、
2012年3月に始めて9月辞める。わずか半年って、何のためにこのサービスを始めたんだか。よく考えてから始めましょうね。
複数端末で情報を共有して使うクラウド時代に、事実上、一端末でしか使えないLINE、まるで、キャリアメールのようです。ここはメインで使う端末、3Gで常時接続可能なスマートフォンで使うしかなさそうです。LINEのターゲットは、10～20代の女性といった感じなので、そのあたり、キニシナイ！ってところでしょうか。最近はクーポンや広告といったマネタライズに夢中で、それは決して悪いことではないのですが、同時にユーザビティ向上への配慮も忘れないでね、と思います。昔、ライブドアがSkypeと提携していました。そのとき、iPodのようなモバイル端末に、Skypeを搭載して、ホットスポットで使えるようにしよう、といった話を聞いたことがあります。LINEはNHN Japanで、そのドリームなサービスをを引き継ぐ印象でしたが、だとしたら、肝心な所が抜けてそうな気もします。慎重に使いましょう。
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LINE（ライン） - LINE Corporation
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