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CSipsimpleとFUSION IP-Phone SMARTとIIJmioを試してみた。

日本通信からIIJmio高速モバイルデータに変えましたが、残念だったのが、FUSION IP-Phone SMARTとの相性が悪かったことです。Android標準SIPの場合、コーディックが固定されてしまいます。発信キャンセルもできません。唯一、使えるのは、Acrobits Softphoneでしたが、Android版はプッシュ対応されていないので、常駐させる必要があり、バッテリー消費への負担が大きく、日常的に待受けできるレベルではありません。

そんなとき、IIJmioから改善のお知らせがありました。
「以下の現象については、2012年9月4日以降改善しています。
弊社では「Chiffon」「AGEphone」「CSipSimple」などのSIPクライアントで正常に利用できることを確認していますが、Android標準のSIP機能では失敗するケースも確認できており、引き続きフュージョン・コミュニケーションズ社と弊社にて協力して調査を進めております。
FUSION IP-Phone SMARTから発信での通話時に30秒ほどで切断される
FUSION IP-Phone SMARTから発信後、着信側端末が応答する前に発信側で呼を切断しても、着信側端末で呼び出しが止まらない
FUSION IP-Phone SMARTから発信後、着信側でオンフックになった瞬間に切断されてしまう
なお、Android版Acrobits Softphoneでは、これら3つの現象を回避することが可能です(*)
* Acrobits Softphoneの設定で「Send on Request」をOnにする。」


IIJmio/高速モバイル/D - サービスQ&A/動作確認済みのアプリケーションを教えてください。 https://www.iijmio.jp/guide/faq/hdd/faq.jsp 

そこで、今回SIPアプリCSipSimpleを試してみることにしました。

CSipSimple Regis Montoya

上記アプリは、一部日本語化ですが、Nightly builds版では日本語化されています。

project/csipsimple/SIP application for Android devices 
http://code.google.com/p/csipsimple/

opus、codec2、g722.1、g726などをサポートするコーディックパックもあります。これはお得です。

Codec Pack for CSipSimple Regis Montoya
Gingerbread用のテーマもあり、XPERIA X10で使うにはいい感じです。

[CSip] Gingerbread theme Regis Montoya
ウィジットでアプリのオンオフをホーム画面でコントロールできます。ちなみに私の環境では、外部ストレージ、Micro SDにアプリを移すとウィジットが消えてしまいます。そうなると、スタート時に自動起動ができなくなり、WiFiと3Gの切り替え時にも待受けが維持できません。ただし、アプリを内部ストレージに残し、ウィジットを表示させ、オン状態にしておくと、こうした事象がなくなり、待受けを維持できます。ディープスリープ時にも着信は可能です。
GBのテーマ&Nightly buildsです。左下の鍵から、アカウントを追加します。
FUSION IP-Phone SMARTのSIPアカウント情報を入れます。
  • アカウント名は、「FUSION IP-Phone SMART」と入れました。
  • ユーザは、「アカウント」です。
  • サーバは、「ドメイン」です。
  • パスワードを入れます。
なかなかに心遣いを感じるアプリですが、3Gで待受けにしたとたんバッテリー消費はこうなりました。

XPERIA X10は、カスタムロムThgo2v18bを入れています。ディープスリープが効くので、2~3日バッテリーが持ちます。この急な下り坂は、やはりといった感じです。ただ、スクリーンショットでは、下の方にあるので写ってはいませんが、CSipSimpleのアプリ自体はバッテリー消費2%くらいです。他の要素、セルスタンバイや通信がバッテリー消費の原因だと思います。それでは、次回、CSipSimpleの設定を見直していきます。



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