Android4.2.1
Nexus7でAndroid4.2.1を体験している方も多いと思います。多分に人柱なトコロもありますが、こうした最新OSがGoogle直で配信されるのがNexusの強みです。私はXPERIA X10 v2.3.3を使っていましたので、普段使いするスマフォとタブレットの環境の足並みが揃ったのは大きな成果です。
Nexus4版としては、エリアメール日本向けのETWS(米国はCMAS)も受信可能です。エリアメールがアプリでなくOS標準で搭載されているのは嬉しいです。頼りになる神アプリ「なまず速報」は、思い出深いので、手放しがたいです。また、Nexus4版には、ワイヤレスディスプレイのMiracastやワイヤレス充電のQiなどの機能が追加されています。
スペック
CPUはQualcomm Snapdragon S4 Pro 1.5GHzを搭載しており、クワットコアのパワーを感じます。先代のGalaxy NexusがTexas Instruments OMAP4460 1.2GHzのデュアルコアでしたので、このあたり着実にスペック向上しています。RAMは2GB、処理やアクセスに余裕しゃくしゃくで、XPERIA X10の384MBとは一体なんだったのだろうと思います。あの時代はそれが精一杯だったのですが、隔世の感があります。ストレージ
私はROMは8GBモデルを買いました。Nexus7でも、オフライン化したキャッシュやアプリデータを格納する領域として、1~2GB程度しか使っていませんので、必要充分な容量です。Googleのクラウドサービスと合わせ技使うと、威力を発揮します。ネットワーク
カメラ
8メガピクセル(メイン)と1.3メガピクセル(フロント)です。この辺り、上を見たらきりがないのですが、スマフォカメラとしては充分だと思います。パノラマ撮影も可能です。カメラアプリは結構面白いです。ウェイト&サイズ
サイズはNexus7と比べて2枚半といったところでしょうか。133.9x68.7x9.1mmなので、ちょっと大きいかなといった印象です。ディスプレイサイズは、4.7インチです。その分、画面が見やすいので、トレードオフな関係です。139gは少し重たい印象でしたが、実際持って見ると、さほど気になりません。バッテリー
2100mAhリチウムポリマーです。ワイヤレス充電の「Qi」対応です。これがとっても便利で、次に買う機種もQi対応が必須の要件定義になりそうです。バッテリーライフですが、やはりスマフォなのでご想像にお任せしますが、XPERIA X10にはバッテリーに泣かされていましたので、「お主もつな!」といった印象です。外装
全体としては、大変満足です。LGのロゴも入っていますが、控えめな印象で好感が持てます。「docomo」とか「Xi」とかのロゴは正直望まないので、iPhoneナシだけがドコモ不振の原因ではないと思います。ユーザーは、XPERIAとか、Galaxyとか、その端末が好きだから使いたいのであって、あくまでも、ドコモは通信手段を提供する会社です。2012年12月現在、Google Play Storeでも完売と世界的に品薄状態ですが、これで打ち止めは勿体ないオバケが出ます。Nexus4はGoogleのリファレンス機として、DEV機の面影はなく、商業的なモデルかもしれませんが、最新のAndroidがGoogle直で提供されることもあり、2015年になっても、まだまだ現役のNexus4とか言ってそうな予感がします。