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Nexus 7 3Gモデル MVNOの通信契約を検討してみた。

Nexus7の3G版32GBモデルが2013年2月9日に発売されます。一般的に、端末購入と通信回線契約は、割引とセットで販売されることが多いのですが、Nexus7 3Gモデルは回線契約の紐付けはありません。と同時に、回線をどうするかで、お悩みの方もいらっしゃるかもしれません。「ドコモショップ行けばいいでしょ!」という前に、せっかく紐付けのないこの3GB版、何もドコモ本家回線で使わなくても、MVNOのSIMカードを使って毎月の維持費をお安く抑えることもできます。そこでNexus7 3Gモデルで使う回線を検討してみたいと思います。

ネットワーク

日本では3Gの2100MHzが使えます。ドコモのFOMAプラスエリア800Mhz帯は難しいそうです。いわゆるSIMフリー機なので、ネットワークロックは掛けられていません。通信可能なキャリアはドコモかソフトバンクということになります。イーモバイルの1700Mhz帯は、Bandが異なるため使えません。auはCDMA方式なので蚊帳の外です。また、SIMカードの形状はMicroSIMになります。
  • GSM/UMTS/HSPA+
  • GSM/EDGE/GPRS(850、900、1800、1900 MHz)
  • 3G(850、900、1700、1900、2100 MHz)
  • HSPA+ 21
Nexus 7 32GBWi-Fi+モバイルデータ

ドコモ

現在、ドコモでも端末持ち込みで新規回線契約は可能です。SIMフリー、いや脱獄?iPhoneのおかげとも言えます。契約は定額データプランと、プロバイダーはmopera Uになります。通信契約をXiにしても、端末がLTE対応していないので、Xiの電波は掴めません。3Gの電波を使うことになります。しかしながら、Xiは何かと優遇されているので、Xiデータで契約をします。ただし、ドコモで契約しても、SPモードメールはISP指定ですので、docomo,ne.jpのアドレスは使えません。どうしてもという方は、過去に戻った感じですが、iモード.net&IMoNiということになります。
  • 新規契約事務手数料:3150円
  • Xiデータプラン ライト にねん:月額3980円
  • MoperaUスタンダード:月額525円
  • 通信速度:100Mbps(3G通信の場合14Mbps)
  • 通信制限データ量:3GB
  • 契約期間:2年単位
  • 解約金:9975円

ドコモ|他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き

ドコモ|Xiデータプラン ライト割

日本通信

MVNOの先駆け的な存在です。以前、日本通信のプリペイトのU-300、その後、イオンプランU-100を使っていました。ドコモの電波網を使っているので、電波範囲はドコモと変わりません。繋がったその先のサービスは各社特色があり、ここで価格やサービスで差別化しています。日本通信が切り開いたMVNOのデータ通信市場は、押すな押すなで、各社参入しています。イオンSIM980円で名はせた日本通信ですが、規制が強いので画像劣化やストリーミングのプロトコルは通さなかったりします。昨今はサービスもバラエティが出てきていますので、用途にあわせたチョイスをすることが可能です。
  • 初期費用:3150円
  • b-mobileSIM プランXA:980円
  • 通信速度:150kbps
  • 通信制限データ量:直近3日間300万パケット(366.2MB)、1ヶ月間1000万パケット(1.2GB)
  • 契約期間:なし
  • 解約金:なし


近くにイオンがないという場合でも、Amazonで似たようなSIMカードを売っています。

IIJmio

私が使っている「IIJmio高速モバイル/D」です。低速回線のMVNOの場合、なんらかの手段で帯域を制限しているのですが、IIJmioは、RTP(Real-time Transport Protocol)を通すのが特徴的です。RTPはストリーミング系で使われているデータ転送プロトコルで、音声や動画などをリアルタイムに転送します。下りストリームの規制がないので、RazikoやYouTubeといったストリーミングや、Skype、LineなどのVoIPサービスが使えます。もちろん、帯域相応ですが、規制されて使えないのと、使えるのでは大きく違います。体感でも、引っかかる感じのパケット詰まりが少ないです。インターネット黎明期からの老舗プロバイダーだけあって、通信品質は高いです。また、「IIJmioウェルカムパック for BIC」は公衆無線LANサービス Wi2 300が無料で使えます。
  • 初期費用:3150円
  • 高速モバイル/D:945円
  • 通信速度:200kbps
  • 速度制限オプション:100MBあたり525円
  • 通信制限データ量:直近3日間300万パケット(366.2MB)
  • 契約期間:なし
  • 解約金:なし

DTI

さらにお安いのが、DTIのServersMan SIM 3G 100です。月額490円とおそらく最安です。ServersMan@Diskという1GBのオンラインストレージサービスが無料でついています。オプションで150円でショートメールが使えるサービスがあります。
  • 初期費用:3150円
  • ServersMan SIM 3G 100:490円
  • 通信速度:100kbps
  • 速度制限オプション:100MBあたり263円
  • 通信制限データ量:あり(詳細不明)
  • 契約期間:なし
  • 解約金:なし

ワンコインLTE DTIから始まる

OCN

NTT系のOCNです。後発になりますが、OCNメールアドレスが利用できたり、OCNポイントークが貯まります。パケット通信量は1日30Mまでになりますが、速度制限なしの3G/LTE通信に対応しています。超過後は200kbpsに制限されます。
  • 初期費用:3150円
  • 月額:980円
  • 通信速度:下り112.5Mbps、上り37.5Mbps、超過後は200kbps
  • 通信制限データ量:1日30MB
  • 契約期間:なし
  • 解約金:0円


So-net

昨今は、大手プロバイダーもこのMVNOサービスの参入しています。プロバイダー系のMVNOは、従量や使える時間、契約期間で縛りを入れているのが特徴的です。ソネットは、12ヶ月の最低利用期間が設定されています。既にソネットの接続会員のかたは、モバイルコースの会費分節約できます。
  • 初期費用:3150円
  • So-netNURO LTE ライトプラン:773円
  • So-netの接続コース:210円
  • 通信速度:150kbps
  • 最低利用期間:12ヶ月間
  • 解約金:3150円
  • マカフィーマルチデバイスセキュリティを無料でご利用できる。

BIGLOBE

同じくプロバイダー系のBIGLOBEです。パケット通信量1GBまでの制限がありますが、1980円で速度制限なしです。
  • 初期費用:3150円
  • BIGLOBE LTE・3GライトSプラン:1770円
  • BIGLOBEの接続コース:210円
  • 通信速度:下り14Mbps、上り5.7Mbps
  • 通信制限データ量:1ヶ月1GB、3日間300万パケット(366.2MB)
  • 契約期間:2年間
  • 解約金:9975円
  • キャンペーン:サービス開始月とその翌月解約プラン契約解除料(9975円)免除

ちなみに、割り当てられた通信従量を突破しても、通信が出来なくなる訳ではなく、大体50~128kbps付近に帯域制限になります。そこで、最初から低速域に張り付くのも、ひとつの考え方です。RazikoやYouTubeなどストリームを使うコンテンツは7GBあっても、おそらく突破します。メインでは、従量制限のない固定回線やWiMAXなどWiFi接続を使って、使えない場所では、3G通信で使うのが、お値段的にも最適化するのかなと思います。

(キャンペーンや契約条件は予告なく変更になる場合があります。お申込みの際は、要確認お願い致します。)
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