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Surface Pro 3 を1ヶ月ほど使ってみて。

Surface Pro 3 を使い始めて1ヶ月ほど経ちました。その感想です。

ラップトップやデスクトップの代わりになるのか

Surface Pro 3は2014年5月21日のMicrosoft Surface Eventで発表され、米国では6月20日、日本では7月17日に発売されました。私は米Microsoft Storeでi5-4300U メモリ4GB 128GB SSDモデルを購入しました。Surfaceシリーズのなかではエントリーに近いモデルです。
Surface Pro 3がラップトップやデスクトップの代わりになるのか、多くの方が気になる点だと思います。HDDからだとSSDの早さに感動して、CelelonからだとHaswell Core iのパワフルさに心打たれ、スペック的にはお釣りがきます。ただ、それはパソコンを買い替えた時にも感じることです。

Windows 8.1 Pro

 思えばWindowsはリリースから1年くらい様子見してから、購入する習慣がつきました。Windows 8はどう見てもタブレット向きのインターフェイスです。むしろ、タブレットスタイルの端末で使わないと、あまり意味のない代物です。その後継8.1はというと、中途半端にタッチ対応とデスクトップが混在している印象です。評判があまりよろしくないスタートメニューとボタンですが、使ってみるとそう悪くはないです。自分が使いやすいように、地味にカスタマイズしていくのは、これまでのWindowsと何ら変わりません。

Surface Pro 3 Windows 8.1 デフォルトのお節介機能の設定。 | サイゴンのうさぎ : 


CPU&SSD

  • プロセッサー・ナンバー:i5-4300U
  • コアの数:2、スレッド数:4
  • 動作周波数:1.9 GHz、ターボ・ブースト利用時の最大周波数:2.9 GHz

i5-4300Uは第4世代Haswellになります。ストレージはSSDとなり、Windows 8.1と相まって起動が早いです。普段使っているPhotoshopや音楽、動画ソフトを利用するには十分ですが、リッピングなど負荷のかかる作業の際、排熱ファンの音が少々気になります。

ARK | IntelR Core i5-4300U Processor (3M Cache, up to 2.90 GHz) : 
Surface Pro 3 容量128GB SSDの運用。 | サイゴンのうさぎ : 


高密度ディスプレイ

厄介なのは高密度ディスプレイです。Surface Pro 3の解像度は2160x1440あります。ソフトの表示が小さくなってしまったり、ぼやけたりします。スペックやOSがあがると、どうしても既存のソフトやファイルとの間で最適化が難しくなります。これから、高密度ディスプレイが主流になることを考えると、個々に対応していくか、目を慣らしていくかしかないかなと思います。

Surface Pro 3 Photoshop CC インターフェイスが小さい! 高密度ディスプレイ試験機能。 | サイゴンのうさぎ : 


その一方で、動画再生には威力を発揮します。フォントが綺麗に再現され、動画鑑賞にはもって来いです。音も悪くありません。

Surface Pro 3 の動画再生 アナと雪の女王 Bule-rayを楽しむ。 | サイゴンのうさぎ : 


外装 

 シルバーのアルミ調の外装です。これは質感が高く、悪くないです。触れたときにサラっとした感覚で、高級感を感じさせます。私は液晶保護フィルムを貼って使うことにしました。

Surface Pro 3 液晶保護フィルムを貼る。 | サイゴンのうさぎ : 


キックスタンド

購入の決め手となったのが、このキックスタンドです。角度が変えられるので、光の反射などで見えにくい時に、微妙な角度調整ができます。また、外で使うときには、膝置きで使えるので、狭いスペースでのメモ取りに便利です。

Surface Pro 3 を外で使う。 | サイゴンのうさぎ : 


Surfaceペン

 ノートPCと違った楽しみ方ができるのが、このSurfaceペンです。入力時の筆圧にはコツが必要です。ペンタブはおろか、ペン入力をする習慣がないので、まだ使いこなしているとはいえませんが、今後、使っていきたい機能です。

Surface Pro 3 Surfaceペンの使い方。 | サイゴンのうさぎ : 


タイプカバー

 タイプカバーは打刻感があり、思ったよりも使える印象です。マグネットで角度を付けて装着すると、タイピングしやすくなります。ただ、空き箱をパコパコ叩いている感じがするので、机で使うときには、角度を付けず平置きで使っています。厚みがないので、打ちにくいと思う方もいらっしゃるかもしれません。SurfaceはBluetoothキーボードも利用できます。ThinkPadのキーボードなんて、使いやすそうです。
タイプカバーはUS配列で赤を購入しました。カラバリは5色あり、手持ちの端末とカラーを合わせられます。私は、井伊とか武田の赤備えが好きなので、何気に嬉しいです。男性にはどうでも良いことなのですが、女性にはウケるはずです。白やベージュがあると良いかもしれません。

Surface Pro 3 タイプカバーのレビュー。 | サイゴンのうさぎ : 


デスクトップやラップトップとは違った体験ができる

Surface Pro 3は、フルスペックのWindowsがタブレットスタイルで使えます。持ち歩きのしやすさや、操作の簡便性、入力方法はキーボードだけでなく、タッチパネルやSurfaceペン、タイプカバーなど複数の手段があります。人によっては、MS Officeが使えることを利点としてあげるかもしれません。1ヶ月ほど使ってみて、外でのPC作業やメモ取りに威力を発揮しました。家でも、もちろん使えます。動画鑑賞はラップトップでは味わえない雰囲気を醸し出します。タイプカバーを外せば、机に書類や文房具を置くことができ、スペースを有効に使うことができます。12インチのモニターサイズとキーボード操作の作業性に難を感じなければ、ラップトップやデスクトップの代わりに十分なります。


Surface Proシリーズは2013年に出てきたばかりで、個々のユーザーが、これからどう便利に使うかを考えながら使っていく端末です。デスクトップやラップトップとは違った体験ができる潜在性があります。



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