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「拝金」「成金」堀江貴文 を読みました。

遅ればせながらですが、「拝金」「成金」堀江貴文(徳間書房)両作を一気読みしました。

  • 「拝金」・・・2000年中盤の六本木ヒルズを舞台にしたM&Aの話。
  • 「成金」・・・1999~2000年前後の渋谷を舞台にしたITベンチャーの話。
出版は「拝金」のほうが早く「成金」はその続編です。物語の登場人物のエピソードを探るみたいな感じなので、どちらから読んでも話がつながります。漫画のような分かりやすさとスピード感のある小説で、1冊3~4時間で読みきれました。歩が金になるために、突き進むストーリー展開や、欲を突き抜けた感の追体験は、インサイダーである彼にしか書けない話で、実体験に基づいたリアリティがあります。

「拝金」「成金」の続編を読みたいと思いました。次作のテーマは、「検察と司法」なのか「選挙と政治」なのかは分かりませんが、実体験を小説化する一連の企画は面白い試みです。言葉とストーリーの分かり易さは、なかなかのモノだと思います。

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