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Nexus 7 PicasaとEye-Fiでデジカメ写真を見る。

Nexus7で写真管理にお悩みの方も多いと思います。なにせ7インチの画面で、フォトスタンドとして楽しめるサイズでありながら、SDカードのスロットがないため、デジカメの写真を直接取り込めません。そこで、クラウドの登場なのですが、まずは基本のPicasaです。

Picasa 3.9

PicasaはGoogleのクラウド型の写真管理サービスです。Google+と連携させると、2048×2048ピクセル以下のサイズであれば、無料でほぼ無制限にアップロードできます。
  • PCにPicasa3.9をインストールします。
  • PCにデジカメのSDカードを入れ、写真の取り込みをします。
  • 写真がスキャニングされると、フォルダ単位でアルバムになります。

このアルバムを「ウェブに同期:オン」に設定すると、Picasaウェブアルバムにアップロードされる仕組みです。写真にトリミングやエフェクトをかけて、レタッチすることも可能です。また、フォルダ単位でなく、任意の写真を選択したアルバムを作成することもできます。

Picasa 3.9

Picasa|無料の保存容量の制限
こんな感じで、ウェブ上に写真アルバムができ、ブラウザから見ることができます。

ギャラリー

このアルバムを、Nexus7にプリインストールされている「ギャラリー」で見ます。クラウド同期されるので、PC経由で写真が追加されたら、Picasaウェブアルバムに反映され、その写真がNexus7のギャラリーで閲覧できる仕組みです。
出先でWi-Fiが使えない環境に備えて、アルバム単位でオフライン化することもできます。
  • 「ギャラリー」→「設定」→「オフラインで使用する」

Eye-Fi


ここまでは基本です。PCを一旦経由するのは面倒という方も多いと思います。そこでEye-Fiを使います。Eye-Fiは、Wi-Fi機能をもったSDカードです。デジカメに入れると、撮影した写真をPCやオンラインアルバムに自動でアップロードできるとっても便利なカードです。Eye-Fiでは、3つのフォトストリームを作ることができます。
  • デジカメ→Eye-Fiカード→PC
  • デジカメ→Eye-Fiカード→オンラインアルバム
  • デジカメ→Eye-Fiカード→スマートフォン、タブレット

Amazon.co.jp
「デジカメ→Eye-Fiカード→オンラインアルバム」のフォトストリームを作ります。この流れを作っておくと、出先でモバイルルーターがあれば、デジカメ写真を撮影直後にネット経由で見ることができます。まず、デジカメ側のEye-Fiの設定です。
  • PCの版Eye-Fi Centerの「Eye-Fi設定画面を開く」→「端末Eye-Fiカード」→「写真」タブ→「オンライン」→「Picasaウェブアルバム」

Eye-Fi Center Software
Picasaの無料の容量内に収めるためには、アップロードサイズを変更します。編集メニューから設定するのですが、Eye-Fi Centerは一度設定すると、このサイズ変更ができなくなる仕様のようです。そこで、Androidアプリから設定します。もちろん、写真サイズが2048×2048ピクセル以下であれば、この設定は不要です。
  • 「Eye-Fiアプリ→」「設定」→「Eye-Fiカード設定」→「Eye-Fiカード」→「追加設定」→「アップロード設定」→「サイズ」→「1600px」

Eye-Fi, Inc.│Eye-Fi
前述のPicasa3.9でアップロードしたアルバムとは別のアルバムになります。アルバム名に”by Eye-Fi”とか”from Eye-Fi”とか自分なりのマーキングを付けておきます。
また、Eye-Fi謹製の「Eye-Fi View」でも似たようなことができますが、保存期間が7日間なので、あくまでもサブ的なフォトストリームの役割しか果たしません。

「デジカメ→Eye-Fiカード→スマートフォン、タブレット」のフォトストリームは、以前ご紹介させて頂いたダイレクトモードを使うやり方です。これはクラウドを経由せず、直接Nexus7に取り込みます。出先でネット接続できなくても、端末での閲覧が可能ですが、Nexus7のストレージ容量を圧迫するので、取り込んだ写真を削除しないと、いずれ破綻します。この辺りの関係は分かりにくいのですが、普段はどこかのクラウドを経由して、端末でオフライン化して見る方が、バックアップにもなるので運用上良いのかなと思います。



by カエレバ
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