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KDP リフティングチャージ回避と支払い再開の手続き。

 2013年6月現在、Kindle ダイレクト・パブリッシングのロイヤリティの受取りは、銀行口座宛て電子資金振替 (EFT)、または小切手になります。ところが、この銀行口座宛て電子資金振替 (EFT)が厄介で、Amazon.comが入金処理をします。銀行によってはリフティングチャージ(海外からの送金手数料)がかかります。

  • ほとんどの邦銀が2000~4000円ほどのリフティングチャージがかかる。
  • シティバンクと新生銀行はかからない。

Amazon.co.jp:Kindle ダイレクト・パブリッシング:ヘルプ

シティバンク

 シティバンクです。リフティングチャージは無料のようです。しかしながら、月間平均総取引残高が、外貨部分が20万円、もしくは円普通預金50万円を下回ると、口座維持手数料(2100円)がかかります。以前、シティバンクの口座を開設していました。口座開設したのは、90年代半ばでしたので、口座維持手数料導入前でした。当時としては、24時間無料のATMやテレフォンバンキング、外貨のマルチマネー口座など、邦銀にはない斬新なサービスでした。今では、どこでもやっているサービスです。トラベラーズチェックの入出金用に、しばらく使っていましたが、徐々に取引のハードルを高くなっていっていきました。解約して、もうかれこれ7~8年になりますが、困ったことは、ほとんどありません。旅行用外貨は大黒屋(金券ショップ)での実需買いで、投資用外貨はFX(為替証拠金取引)のレバ低めで充分です。

Citibank | 手数料について | シティバンク銀行

新生銀行

そこで、新生銀行に口座を開設させて頂きました。口座維持手数料は当面無料です。口座は店頭で作りました。30分ほどで開設でき、キャッシュカードの色が選べます。新生ブルーにしました。

開設に必要なもの

  • 身分証明書
  • 印鑑(サインの場合は不要)

 こうしたネット専業や外銀の場合、1000円未満の残高は、ATMから引き出せないので、振込による出金は必須です。確か、振込手数料無料なのがウリだったはずですが、いつのまにやら、月1になってしまっています。時代ともに、両行ともサービスがしょぼくなっている印象ですが、まあ、仕方ないでしょう。

手数料一覧 | 新生銀行

 支払い再開のの手続き

支払い再開の手続きをします。Amazon.comに支払い停止の処理をお願いしていましたが、W-8BENの受領確認のメールは来ませんでした。申請後、1ヶ月経っても連絡がない場合、問い合わせをした方が良いです。
KDPアカウント「ロイヤリティの支払い」→「銀行口座」に登録します。新生銀行の銀行番号、店番号、口座番号をKDPの受取口座に指定します。
 保存します。支払い停止処理をしている場合、保存をすると解除されますので、ご注意です。登録を終えたら、メールにて支払い再開をお願いします。

kdp-support@amazon.co.jp

これで、14日後に支払い手続きが再開されます。KDPは事務廻りに手間暇がかかります。そうは言っても、個人で出版ができるようになったのは、画期的なことです。

by カエレバ
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