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KDP MOBI形式へのコンパイルとビューワー。

KDPで電子本を出版するには、エディタの「Sigil」でEPUB形式のファイルを作成します。作成後、Amazon Kindleのファイル形式、MOBIに変換します。それをビューワーで閲覧して確認します。

KindleGen

コンパイラはKindleGenを使います。EPUBファイルを「kindlegen.exe」で開くと、スクリプトが実行されます。コンパイル処理が成功すると、MOBIファイルに変換されます。失敗するときは、目次かメタデータ関連、画像リンクが原因でした。
KindleGen

Kindle Previewer

もう一つ、ビューワー付きのKindle Previewerがあります。変換されたファイルは、フォルダに格納され、Kindle端末やiPad端末のプレビューができます。

Send to Kindle

アプリで閲覧するには、send to Kindleを使って、パーソナルドキュメントに送ります。現在、Amazon.co.jpのアカウントは、メール添付かAndroidアプリでないと、アップロードできない仕様です。.comのアカウントと.co.jpのアカウントを統合させると、Amazon.comで提供されているツールが使えます。特に、デスプトップ版のsend to Kindleが使えると、作業効率が高まります。統合はいくつか注意点がありますので、ご自身の判断になります。


Kindleアプリ

Kindleアプリで確認します。PCでは気が付かない誤字脱字や段組崩れが、実際の画面で見るとよく分かります。この確認作業を何度も繰り返します。作業時間の大半がこのデバック、いや校正作業です。一人でやるチェックには限界があるので、他人に読んでもらうのが必須です。この作業が肝で、忌憚のない意見に価値があります。
  • 「てにをは」
  • 誤字脱字
  • スペルチェック
  • 画像サイズ
  • 行間
  • スペース
  • 外部リンクチェック


これで、MOBI形式のファイルが完成しました。満足行く出来具合になったら、いよいよ、Kindleストアへの登録です。

by カエレバ
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